ストックホルム旅行
もう1ヶ月もたってしまいましたが、ストックホルムに旅行に行って来ました(3/21〜25)。
常々海外旅行とか行かないからってまわりに言ってたんですが、行って来ました。
自発的に行こうとは全然思ってなかったんですが、エレクトロラックスの掃除機を買ったらストックホルム旅行が当たる懸賞をやっていたので、なんとなく申し込んでみたんですね。そしたら、当たってしまったので、せっかくだし…ってことで行って来ました。
懸賞に当たったなんてすげーって言われましたが、応募時は気にしなかったんですが、割と敷居が高いというか、なんというか微妙な懸賞だったので、申込者少なかったのかなーと思いました。
というのも…
- エレクトロラックスの掃除機を買わないといけない
- 100名に当たるけど、ペアじゃない
- サーチャージ5万円は渡航者負担
- 同行者を入れると20万円
- 割と強行スケジュール(現地3泊だが、初日は夜到着、最終日は朝出発)
スウェーデンはいつも行ってる桃と蓮というバーのマスターが昔スウェーデンに長いこと住んでいて、話をよく聞くので一度行ってみたいなーとは思っていたので、当たってからちょっと悩んだんですが、行って来ました。
観光で海外旅行は祖父母と大学のときに言ったカナダ以来。海外一人旅は初めてでした。
てわけで、1日目。
成田に10:30に集合ということなので、時間より10分くらい前に成田着。が、飛行機が遅れるということで、1時間待ち。
仕方ないので、空港をぶらぶらして、時間をつぶす。飛行機用の枕とかコンセントのアダプタを持ってき忘れたことに気づいたので、購入しました。スカンジナビア航空の飛行機に乗って、コペンハーゲンへ。だいたい11時間くらい。コペンハーゲンで降りると、JTBの人がチケットを持って待っていたが、時間がないので、立ち止まってる暇も惜しいらしく、歩きながら手渡され、早く行くように急かされる。コペンハーゲンの空港なんか楽しそうだったけど、楽しむ余裕はなく走りました。余裕無さすぎ。
コペンハーゲンからストックホルムまでは1時間。着くと...荷物が届いてない。同じツアーの参加者が空港の人に聞いたところ、荷物はまだコペンハーゲンらしい。手続きをして翌日の朝10時くらいまでにホテルに届けてくれるとのことでした。手続きを終えて、ホテルに行くバスに乗る。バスでは案内の人が観光の注意事項とかを教えてくれた。
ホテルに着いたのは23時近く。泊まったホテルはストックホルムの南の方で、ちょっと観光地からは距離がありましたが、ホテル自体は結構良かった。外観はそっけない感じでしたが、中は、綺麗だし、なかなかかわいい感じだった。
ストックホルムは店が閉まるのが早いので、ほとんど何も開いてない。SIMカードを買いに行きたかったんですが、コンビニも閉まってました。coopが空いているということだったので、ちょっと寄って見ましたが、特に何も買いませんでした。ただ、せっかくだしということで、ぶらぶら歩いて、10分くらい歩いたところに、バーがあったので、入ってビールとチップスだけ頼みました。空腹に対してビールが大くて辛かった。
ホテルに戻る途中で、深夜まで開いてそうなハンバーガー屋があったので、そこで若干食事を買ってホテルに戻りました。後は、ちょこっと仕事をして寝ました。深夜も人は稀に歩いていました。
2日目。
朝6時くらいに起きて、そのへんを散歩。近所にGlovenというアリーナまで歩きました。
特に見たかったわけでもなんでもないんだけど、中に入る気はなかったので、散歩ついでに外観だけ見ようかなーというつもりで行きました。お店とかは早くても10時以降しか開かないし。
途中でみかけた公衆電話がかわいらしかった。
下のは信号機なんだが、丸い部分に触れて、しばらく待つと青に変わる。青になるとカンカンカンカン…みたいな音が鳴り続ける。信号機の後ろに見えるのは、自転車のレーンでだいたいどこでも自転車専用のレーンがあった。
信号機全体はこんな感じ。
ストックホルムを散歩してると、すごい自然が多いし、公園も多い。歩いてたら、いきなり岩肌むき出しだったりする。北欧のヴェニスと言われているらしく川も多い。野鳥をよく見かけて、もっとマシなカメラがあればなーとちょっと残念な気分になりました。
下の写真は住宅地のすぐ裏にあった小路。
街中を歩いていると、おしゃれた感じなマンションが多かったです。大きいバルコニーにだったり、大きい窓だったり。丸見えなんだけど、どうなんだろうとか思ったけど。
ホテルに戻って、朝食。荷物来ました?ってフロントに聞きましたが、まだでした。朝食は普通のバイキング形式、
食べ終わっても、まだ、8時30分くらいだったので、まだまだ時間があるので、今度は、Globenとは違う方向に散歩。住宅地の間に川というか水路というかなんかある。
と思ったら、カモがいました。
ホントの川もすぐそばにありました。
対岸に行くために渡し舟がありましたので、乗って見ました。よくわかりませんが、無料のようです(有料のところもありましたが、公共交通期間の共通のカードがあって、それがあれば大丈夫でした)。操舵手は女性の方でした。
全体は、こんな船。
対岸に着いたあと、ぶらぶらしてるとカフェがあったので、パンとお菓子をテイクアウト(take out は通じなかった。take awayで)。
カフェの前で見つけた猫。たぶん飼い猫。
犬を散歩している人はよく見かけましたが、猫はあんまり見かけませんでした。
また、船に乗って元の場所に戻ってから、ホテルへ。荷物の件を聞くがまだ着いてない。諦めて、出かけることにしました。
と、その前にSIMカードを入手することにしました。コンビニへ行って、Comviqという会社が出してるSIMを買いました。よくわからなかったので、2日くらいしか使わないんだけどって伝えたら、適当に見繕ってくれました。Nexus7のSIMを入れ替えて、「*110*レシートに書かれてある番号#」で、開通。APN設定とかを手でやる必要はありませんでした。たぶんSIMと100MBのプランを買って、95SKE。
で、最初からちょっと気になってたんですが、ホテルの前に自転車が停めてあったので、借りられるのかを聞いてみたところ。無料で借りられるとのこと。盗まれたら、2000SKEとか言われて、高いなーとか思ったけど、割と大掛かりな鍵もあるし、ホテル名もついてるし、盗まれることはなかろうと思い、借りることにしました(写真はわすれた)。ちなみに、自転車のブレーキが左ハンドルと、ペダルを逆回転させるというもので、慣れないうちはちょっと乗りにくかった。
自転車に乗って北へ走ってると、どこかの橋(Skanstullへ向かう途中)で「ヤポ...?」かなんか声をかけられたので、立ち止まったら、日本に行ったことがあるとかで話かけられました。シカマルって何度も言っていてなんの話かわからなかったんですが、ナルトの話でした。せんとくんと勘違いしてんのかなとか思ってました。ごめんなさい。オススメのレストランを教えてもらって別れました(インド料理でしたが)。そこの橋からの眺め。
しばらく走ってると、ちょっと繁華街なところに出ました。
ぶらぶら自転車で走って目にとまったら写真を撮るけど、中には入らない(時間ないから)を繰り返してました。下は図書館らしい、写真でわかりにくいですが、パノラマになってて、超でかい。
下は目的地の1つだったお店。桃と蓮のマスターの友達がやってるお店で、見てきてよと言われたので、行って来て、ちょっとお話しました。
この後は北に向かいつつ、ぶらぶら雑貨屋によったりしてましたが。特に買い物はしませんでした。持っていたカバンも小さかったし。
ところで、スウェーデンはほとんどクレジットカードで済んでしまうので、紙幣・硬貨が全然いらなかった(けど、換金したので無理やり使ってた)。下のは道端の花屋ですが、クレジットカードの端末で決済してました。
Katarina Kyrka 教会。
実は下の写真の上の方にいたんですが、自転車で下に降りる道がわからずで、結構困りました。上にかかってる橋の先へいくと有名なエレベーター(http://en.wikipedia.org/wiki/Katarina_Elevator)になってたようですが、自転車なので先には行きませんでした。残念。
下はストックホルム宮殿。
宮殿のあるあたりは、ガムラスタンという旧市街。
ノーベル博物館もあります。
なんか、陽気な集団がいるなーと思ったら、新興宗教だそうだ。
Järnpojke or Iron Body。月を見る少年だそうだ(http://en.wikipedia.org/wiki/J%C3%A4rnpojke)。Hard to find って書いてるけど、たまたま見つけた。もう一度いけと言われると自信はないけど。宮殿近くの小路を入ったところの住宅地に囲まれたようなところ。
壁の色とかが割と好きだなーとか思った。
さらに北へ行くと、ストックホルムの中央駅の近くに行きます。ここがたぶんいちばんの繁華街。近くの公園で自転車を停めて、しばらく歩くことにしました。
下の写真はノーディスコ・コンパニー。NK(エヌ・コー)っていう文字が回ってる。百貨店です。トイレを求めて入りました。ちなみに、トイレは有料。男女兼用でした。めっちゃ並んでたけど、数が多かったのでそんなに長くは待たずで助かりました。
ちなみに、下は有料の公衆トイレ(使ってないので、中はわからず)。
NKの中はこんな感じ。
オーレンスという百貨店。こっちのが大衆的らしい。結構遅くまで開いてます。
下は近くにある Sergelfontänen と呼ばれているらしい噴水。
夜は、下みたいに照明がついて、綺麗(この写真は微妙ですけどね)。
下はコンサートホール。階段の前に人が座ってますが、僕も座って来てよって桃と蓮のマスターに言われたので座ってみました。いや、特に何もないけど。
コンサートホールの前は市場みたいな感じになってます。
こういうのが、いっぱい並んでる。果物とか野菜も売ってた。
歩いていると、電気屋があったので、入ってみたら、Spotifyと接続できるオーディオ機器が売ってました。へー。テレビはSumsongとSonyが主流なのかなーという感じでした。
トンネルらしきものがあったので、入ってみた。Tunnelgatan(http://en.wikipedia.org/wiki/Tunnelgatan)
なぜか途中岩肌むき出し。自動車のトンネルもそんな感じだった。
夜は教えてもらったインド料理を。Chutney Bar & Matsal AB。
一度ホテルに戻った後、23時まで空いている、Fotografiskaという写真の美術館へ行きました。疲れてたので、タクシー乗ったけど、電車で良かったかな。
ホテルまでの帰りは電車に乗りました。地下鉄は普通な感じ(ここは)。
1日目はこんな感じで終了。ホテルにかえっておとなしく寝ました。
そういえば、荷物は無事着いていて、部屋にいれておいてくれていました。
3日目。
7時くらいに起きて、また散歩。この日は自転車はやめて、交通機関に乗って回ることにしました。
公共交通機関に乗るには、SLカードというものが必要で、基本的に場所は関係なく、一定時間乗り放題というものです。24h乗り放題というものを購入しました。僕はこの時点の予定では、美術館とかあんまり行くつもりなかったので、そうしたのですが、本当はストックホルムカードというものを買ったほうが良かったですね。まぁ、いいや。
この日も渡し船に乗って、対岸へ。そのまま乗り続けて、また対岸へ。そこで降りて、散策することにしました。
Sofia Kyrka(http://www.svenskakyrkan.se/sofia)
なぜか電線にぶらさがってた靴(Shoe tossing というらしい)
何回か写ってますが、建物の間を通してある電線の真ん中にあるのは、電灯のようです。電信柱はない。
エレクトロラックスの店舗があったので撮ってみたけど、日曜はお休みでした。
ストックホルムの中央駅。T-Centralenってなんやねんって思ったんですが、トンネルバーナー(地下鉄のこと)の中央駅ってことのようです。
外観だけど、多分、ちょっと場所が違う。
中。
下は郊外に行く列車のようです。特に改札はなかったので、近づけました。
ここから、ストックホルム市庁舎まで歩きました。ノーベル賞の晩餐会場らしい。
併設のレストランでは、ノーベル賞受賞者が食べたのと同じ食事が食べられるらしいよ。日曜は開いてませんが。
市庁舎内にあるショップで市庁舎のガイドツアーを申し込みます。
ここで、ガイドツアーまだですか?って聞いたところ、時計間違ってるよと言われてショックを受ける。1時間早かった...。暇つぶしに市庁舎の周りを散歩しました。
ちなみに、人数がおおければプライベートツアーが組めるらしく、僕が参加するツアーが一般参加の一番早い時間だったのですが、その前にもツアーが催行されてました。
下は、市庁舎内。青の広間。もともと青に塗る予定だったそうですが、赤レンガのが良いじゃんってことで、青に塗るのを取りやめたそうです。でも名前は青の広間。
壁の一箇所に星印があります。
この左正面あたりに階段があって、ノーベル賞受賞者たちが降りてくるわけですが、階段を降りるときに、みんな下を向いてしまうので、この星を見て顔をあげろということらしい。この位置を見ると顎が上がって写真うつりがよくなるそうだ。
市議会の議場。左右に傍聴席があり。市民用とマスコミ用って言ってたかな。
政治の透明性がどうこうと説明していたと思う。ちょっと聞き取れなかったか、覚えてない。
天井が綺麗だったが、うん、なんかうまく撮れてないな。
下の写真はパイプオルガンだそうです。超巨大な...。
オルガン自体は離れたところにあって、無線だそうです。演奏できる人は数人しかいないんだとか。
ストックホルム中央駅まで戻って、どうしようかなーと思っていたんですが、Rosendals Trädgårdというところへタクシーで向かいました(220SKEくらい)。電車でいくと微妙に行きにくいんですよね。
こちらで、昼食を。どういうシステムなのかわからずとまどってたら、店員が話かけてくれました。しかもたまたま日本語ができる人でした。助かった。
テーブルの上から好きなものを選んで支払う or 既定のメニューから選ぶというシステムだったようです。僕はメニューから選んで頼みました。
時間が許せば長居したかったなーと思いつつ移動。ちなみに、この近くには Skansenという観光地もあります。時間が許せば...。
ローゼンダールから、スカンセンの横を回って、ヴァーサ美術館の方へ向かうと、重厚な建物がありました。Nordiska museet という、博物館です。民族とか文化とかそういうもの博物館でした。入ってみたけど割と面白かった。
多分、中で写真とっても良かったっぽいけど、とらなかった。
次にその奥にあるヴァーサ美術館へ。メジャーな美術館なのか日本語というか各国語のパンフレットが置いてあった。ヴァーサという処女航海で沈んだ戦艦を引き上げて、それを展示しています。なかなか、大迫力。
上まで行くと、7階くらいになります。
ヴァーサ美術館を出て、TIVOLI公園をチラッと見る。
遊園地ですね。
近くから出ている船で向かいの島へ向かいます。こちらの船は有料(SLカードで乗れる)。
渡し舟よりもぜんぜん大きいです。
向かいの島にわたって、af Chapman というユースホステルをちらっと見る。
この時間西陽がきつくて、いろいろきつかった。もう少しあるいて、近代美術館へ。
ミュージアムショップで財布を買いましたが、イタリア製でした。
その後、そのへんをうろうろして、もう一度船へ。船の全体はこんな感じ。
船から見る夕方の景色は綺麗でした。
スルッセンに到着した後、バスに乗りました。青いバスと赤いバスがあるけど、違いはわからない。下は青いバスの内装。このバスに乗るとき、間違えた停留所で待ってて、目当てのバスが行っちゃったよ...て眺めてたら、親切な人がバス停違うよって教えてくれました。感謝。
Gland Hotel まで。
レストランがあったのですが、ドレスコードとかあったらアレだなーと思って、入りませんでした。お腹は減ってた。
アイスバーに行ってみたいなーと思い、ストックホルムの中央駅まで戻るかなーということで、近くの地下鉄へ。
...地下鉄?
びっくりした。ちなみに、Kungsträdgården という駅。
降りたストックホルムも...
びっくりした。
アイスバー行こうという目的できたもののこの頃、もはや疲れきっていて気力がなかった。
オーレンスの地下あたりの食料品売り場によったらお惣菜がうまそうだったので購入。連れがいたら生ハムとかチーズとか買いたかったが一人で買うのは多分量的にきついなーと思ってやめた。
ちなみに、電車で持って帰ってる間に、ひどいことになってた。
まぁ、味は問題ない。普通でした。
2日目はこれで終了。
3日目。
早朝にまた散歩してたくらいです。特筆すべきことは...日本でトラブってて空港ついてから、乗り換えの間とかも、ずっと対応してました orz。 免税店で土産を買おうと思ってましたが何も買えずでした。
っと、そんな感じな強行スケジュールな旅行でしたが、とても楽しかったです。町が綺麗でどこ歩いても楽しかった。惜しむらくは、ドロットニングホルムとかスカンセンとか行きたかったなー。もっとゆっくり歩きたかったなーって感じです。
ちなみに、事前に結構調べてた上に、かなり細かいスケジュール立ててたりしましたが、2日目は50%くらい。3日目はほとんど無視してました。開いてる時間を調べてたのは良かったけど。以下は、事前に調べて Google maps engine にまとめていたもの。内容は保証しません。
https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zLkn5K_ZYlEE.kWKM7k62DvHU
最後に見つけた野鳥たち。
Willow Warbler と思う。
カモ。
わからない。
Eurasian Magpie
Canada Goose。
Eurasian Blackbird。あんまり飛ばずに土をほじくってた。
Barnacle Geese。 Skepsholmen の島で見かけた。
Chapman の近くにいた白鳥。
Black-headed Gull。なんかかわいい。
すぐ逃げるので近づけなかったんだけど、シジュウカラの仲間のGreat tit。
他にもいくらか見かけました。